どうも、kuro(@kuro28493045)ですm(_ _)m
唐突だけれどもこの本、なかなかおもしろかった( ̄▽ ̄)
この本は仕事で不貞腐れている時に本屋で見つけてタイトル買い。
でも意外や意外、結構会社という存在に対して考えることができる内容だった。
本の装丁からもわかるように全然お堅い感じではなく結構ギャグタッチで
書かれていて読みやすい。
内容としては当たり前とされている会社の常識に対し、
「それってよく考えたらおかしくない?」
ということを取り上げて、現代日本の労働慣行や職場に蔓延する理不尽について
考えるもの。
こんなこと、思ったり感じたりしたことはないだろうか。
今の会社に勤め始めた当初・・・ 「何でうちの会社ってここがこうなんだろう?」とか
「これってこうあるべきなんじゃ・・・」
みたいに思ったり感じたり。こんなの間違ってるよ!みたいな。
でも長い間、会社に勤める中で「こんなもんだろう」とか「昔からウチの会社は
こうだから」みたいに 諦めにも似たような心境となり、その環境に順応していく。
この本の中ではそのような状態を「社畜」と呼び、社畜になることへの警鐘も
ガンガン鳴らしている。
会社には多かれ少なかれ理不尽なことがあると思う。
自分の場合、今の会社ではなくて一つ前の会社がひどかった。
「残業代が全て付けられない、付けるなという空気が濃い」、
「有給休暇がめちゃくちゃ取りづらい」、
「やりがいという言葉を利用して、激務を強いる」等( ゚Д゚)。
おかしい、なんか釈然としない思いは心の中にはあるけれども、それを上手く
表現できない。そんなモヤモヤした思いを開放、代弁してくれているのがこの本。
当時の残業代、全部欲しいなぁ・・・・
特に25ページの「日本は労働犯罪大国~軽く見られるサービス残業~」が響いたかな。
書いてあることが自分の前の会社そのままだったんで思わず笑ってしまった(^▽^;)
これ、ほんと面白かった。